囲碁から来る言葉  ⚪⚫ 
駄目】【駄目押し
一目置く白黒つける
布石】【捨石
死活(問題)
活路目算
八百長】【結局
玄人】【素人
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【駄目】だめ
囲碁で 打っても意味が無い、価値が無いところ(目)。
一般的な意味;「良くない状態」や「できないこと」
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【駄目押し】だめおし
「駄目」に 石を詰めて数え易くし 勝敗をはっきり分るようにすること。転じて、スポーツ等で 勝利が確実になった後に さらに得点を加える等の場合に使われています。
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【一目置く】いちもくおく
囲碁で 対戦する弱い方が 初めから 石を一つ置くハンディーのこと。一般的には、優れている者に対して 敬意を表し 一歩譲って接する」ような場合等に使われます。
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【白黒つける】しろくろつける
囲碁は黒石と白石で勝負をつけます。白黒つけるは「物事の是非・善悪・真偽などを決める、決着をつける」ときに使う言葉です。
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【布石】ふせき
布石は「対局の序盤での要所要所への石の配置」を言い「あらかじめ整えておく手」を指します。
「布石を打つ」という言い方が一般的で「将来のための準備」という意味に転じたのです
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【捨石】すていし
囲碁の捨石は「自分の形成を有利に導くために、あえて相手に取らせるように打つ石」を言います。
「将来、または大きな目的のために、その場では無用とも見える物事を行うこと」や「大きな目的を達成するために見捨ててしまう事柄」という意味です。
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【死活(問題)】しかつ(もんだい)
囲碁で石が生きるか死んでしまうか(の問題)
一般的な意味;死ぬか生きるか(の問題)
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【活路】かつろ
囲碁で石が生きる道のこと。
一般的な意味は、苦しい状況から生き延びる方法のこと
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【目算】もくさん
囲碁で自分の陣地を数えること
一般的な意味;大まかな計算
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【八百長】やおちょう
「八百長」は八百屋の長兵衛から来ています。
明治時代、八百屋の長兵衛(通称八百長)という人がいて 囲碁に弱い伊勢海太夫という相撲の年寄りと囲碁の手合わせをしたが 常に勝ったり負けたり 勝敗が5分5分に成るように手掛けたことから 馴れ合いで勝負することを「八百長」と呼ばれるようになったそうです。
現在では、真剣に勝負を争うように見せかけ、実は事前に約束しておいた通りに決着をつけることを言います。
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【結局】けっきょく
囲碁で1局が打ち終わることを「結局」と言っていたのですが、現在では「終局」と言っていますが💬
現在では、その結果とか、とどのつまりはとか、最終的には等の場合に 使われます。
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【玄人】くろうと
囲碁の黒石を持つ人という意味から来ている説がある。
一般的な意味は「ある分野について専門的な人」
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【素人】しろうと
囲碁の白石を持つ人という意味から来ている説がある。
一般的な意味は「専門的な知識や技術を持たない人」
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