超有名な俳句 11選   🤤🧌🧑‍🎤🌋🛣️❤️❤️ 俳句は17文字でできた詩です。非常に短いわけですがーーーーーーーーーーーー古池や蛙飛びこむ水の音読み…ふるいけや かわずとびこむ みずのおと作者 松尾芭蕉季語 蛙(春)淀んだ水の古池は森閑と静まり返っている。が、一瞬ポチャっと蛙が飛び込む音がする。後には再び静寂。和歌では蛙はその鳴き声の情趣を詠むものであった。しかしここで着目されるのは蛙の動きである。単純な情景に妙味を見いだした記念碑的な発句だ。ーーーーーーーーーーーー夏草や兵どもが夢の跡読み…なつくさや つわものどもが ゆめのあと季語…夏草(夏)ーーーーーーーーーーーー閑さや岩にしみ入る蝉の声読み…しずかさや いわにしみいる せみのこえ松尾芭蕉季語…蝉の声(夏)ーーーーーーーーーーーー五月雨をあつめて早し最上川読み…さみだれを あつめてはやし もがみがわ季語…五月雨(夏)ーーーーーーーーーーーー秋深き隣は何をする人ぞ読み…あきふかき となりはなにを するひとぞ季語…秋深き(秋)ーーーーーーーーーーーー物いえば唇寒し秋の風読み…ものいえば くちびるさむし あきのかぜ季語…秋の風(秋)ーーーーーーーーーーーー旅に病んで夢は枯野をかけ廻る読み…たびにやんで ゆめはかれのを かけめぐる季語…枯れ野(冬)ーーーーーーーーーーーー菜の花や月は東に日は西に作者 与謝蕪村季語 菜の花(春)一面の菜の花畑。太陽が西に沈んでいく一方で、東の空からは月がのぼってきた。春の夕暮れの風景を壮大に描いている。ーーーーーーーーーーーー雪とけて村いっぱいの子どもかな作者 小林一茶季語 雪とけて(春)江戸時代の山間部では厳しい冬を越すのに一苦労であったことが想像される。村いっぱいの子どもたちはきっと元気いっぱいはしゃぎまわっているのだろう。朗らかな喜びが湧いてくる。ーーーーーーーーーーーー

雀の子そこのけそこのけお馬が通る読み…すずめのこ そこのけそこのけ おうまがとおる季語…雀(春)ーーーーーーーーーーーーやせ蛙まけるな一茶これにあり読み…やせがえる まけるないっさ これにあり季語…蛙(春)ーーーーーーーーーーーー柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺季語…柿(秋)作者 正岡子規季語 柿(秋)茶店で甘い柿を食べていると、寺の鐘の音が聞こえてきた。秋の穏やかな情景が心に優しく沁み渡る。記者として日清戦争に従軍していた作者は喀血し、療養を余儀なくされる。その際松山で夏目漱石の世話になる。奈良旅行は病状がよくなり帰京する際に立ち寄ったのである。よってこの句は、友人漱石へのお礼の句でもあるとされている。

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