Wine I select (ワイン生産国)

ワイン生産国            Rev.2023 
フランス】【ドイツ
イタリアスペイン
ポルトガルハンガリー
ブルガリアギリシャ
アメリカ】【チリ
オーストラリア】【南アフリカ
日本】 
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ワインといえばフランスと言う人もいますが、今や全世界に広がっています。
ワインは古代オリエントからヨーロッパ、ヨーロッパの植民地へと、ワインの生産は広がりました。
ギリシャには、神話の酒の神ディオニソス(バッカス)がもたらしたとされています。
また、ワインは、キリストの血としてたいへん神聖なものです。
新大陸アメリカでのワイン造りも歴史は浅いけれど、今後伸びるのではないでしょうか。
ワインを飲む楽しみとして、まずワインの「色」を見て楽しみ、「香り」を楽しみ、次に飲んで「味」を楽しむ。
また、びんの形や色も色々あり、楽しませてくれます。
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【フランスワイン】🇫🇷
ワインといえばフランスです。東のブルゴーニュ、南西のボルドー、南のコート・デュ・ローヌや西のロワール等フランス全土で造られています。
ボルドーは通常のいかり形、ブルゴーニュは、なで肩などボトルの形での特色もあります。
フランス内では水代わりで飲まれているものもありますが、収穫地が有名なものでは高価なものになってしまいました。1本10万円もするようなものあります。1000円や2000円位ではなかなか満足なものは望めませんね。
フランスワインの分類として、上位から、A.O.C.(原産地指定ワイン)、Vins de Pays(限定産地地酒)、Vins de Table(テーブルワイン)が必ずフランスワインのラベルには記載されている。
また、シャンペンは特に有名。サンパーニュ地方のスパークリングワインしかシャンペンと名乗れない。何万円から何十万円もするドンペリ(ドンペリニョン)は良く耳にする。
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【ドイツワイン】🇩🇪
ドイツのワインはほとんどが白です。品種はリースリング。モーゼル、ラインヘッセン、ラインガウは有名産地です。
ドイツワインにも格付けが必ずあります。上位からQmP(肩書付ワイン)、QbA(地域限定ワイン)、Tafelwein(テーブルワイン)等、等級が一目で分かる。
2009年より適用された法では、g.U.(原産地名称保護ワイン)、g.g.A(地理的表示保護ワイン)、Deutscher Wein(地理的表示のないワイン)の3種類に分類されたそうです。
とってもフルーティで甘くて美味しいワインが多いですね。瓶の形もスリムなものが多いようです。
黒猫ラベルで有名なシュバルツェカッツ、「聖母の乳」という意味のリープフラウミルヒ(特にファンケンベルク社のワインをマドンナと命名している)は有名。
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【イタリアワイン】🇮🇹
イタリアワインはローマ帝国時代から生産されています。分類は上位から、DOCG(保障付統制原産地)、DOC(統制原産地)とテーブルワイン。「ロミオとジュリエット」で知られるベネト町のSOAVE(ソアービェ)、トスカーナ産のCHIANTI(キャンティ)は有名。また、シチリア島のワインも見逃せない。
スパークリングワインとしては、スプマンテがある。
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【スペインワイン】🇪🇸
スペインワインはスティルワインより、シェリーのような果実などを加えたもののほうが多い。
スティルワインではシグロ(Siglo)は有名。
また、「王様の涙」というどこのスーパーにもあるワインがあります。赤・白共に、500円弱と安くて、美味しいオススメです。
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【ポルトガルワイン】🇵🇹
ポルトガルといえば、下に膨らんだ形のビンの「マティウス.ロゼ」は、あまりにも有名。スティルワインではなく、炭酸が少し入っている。
また、発酵途中にブランデーを添加するポートワインも有名。
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【ハンガリーワイン】🇱🇺
ハンガリーも古くからワイン造りをしているところ。トカイワインは極甘口ワイン(貴腐ワイン)として有名。
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【ブルガリアワイン】🇧🇬
ブルガリアもハンガリーと同じく古くからワイン造りをしているところ。
古代トラキア人が数千年前からワイン造りを行なっていた伝統ワイン産地でもあります。
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【ギリシャワイン】🇬🇷
ローマ帝国にワインを伝えたのがギリシャ。ゼウスとテーペ王の娘セメレとの子供がデオニッソス(バッカス)。彼は精セイレノスからワイン造りを教わり、広めるため旅に出た。それで、ワイン(酒)の神と呼ばれるようになったそうだ。
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【アメリカワイン】🇺🇸
知名度ではフランスワインがNo.1であるが、アメリカは18世紀頃からワイン造りが盛んになり、あっという間に優秀なワイン生産地となった。アメリカのワインのほとんどがカリフォルニアであり、軽いフルーティなワインという印象である。ヨーロッパと違い、アメリカは新しいワイン国で、近代化や機械化が進んでおり、品質を一定にした大量生産で安いワインを供給する大型企業が多い。
赤ワインはナパ(NAPA)VALLEYのロバート.モンダビ社、白ワインはソノマ(SONOMA)が特に良い。
お手軽ワインでは、フレッシュでフルーティなカルロロッシ(ガロ社)やフランジアやベリンジャーなどがある。
カリフォルニアワイン繁栄の裏に、一人の日本人がいたという。「その人は長沢鼎(かなえ)といい、鹿児島県出身で、 黒船来航の1年前(1852年)の生まれ。
13才の時、薩摩藩の留学生としてイギリスに渡った長沢鼎は宗教家ハリスに導かれ、カリフォルニアの宗教コロニーでブドウを植え、やがて一大ワイナリーの経営者として世に知られることになる。19世紀末から20世紀初期、世界が混乱に突入する激動の時代に異国の地でワインづくりに生涯を捧げた。彼はカリフォルニアのワイン王と呼ばれた。
故郷のJR鹿児島中央駅には、彼の銅像が建っているそうだ。
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【チリワイン】🇨🇱
カリフォルニアワインと共に注目されているチリワインも国際的に評価を高めてきている。
ヨーロッパの有名生産地のワインと比べてかなり安価であるにもかかわらず、品質の高いワインが多く生産されています。
チリ最大のワイン生産量を誇るセントラル・ヴァレー地方は、果実味溢れるワインが有名な地域。
チリNo.1 ワイナリーのコンチャ・イ・トロ社には、フロンテラやサンライズなどの美味しいワインがある。
チリNo.2のサンタ・ヘレナ社のアルパカなども安くて美味しい。
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【オーストラリアワイン】🇦🇺
18世紀頃から移民とともにワイン造りも始まった。代表的な産地はサウスオーストラリア州でワイン生産地は南部に集中する。気候も土地もワイン造りに恵まれた環境でフランスワインに負けないワインができて、アメリカワインとともに新しい産地として注目されている。
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【南アフリカワイン】🇿🇦
南アフリカで、ブドウの栽培を始めたのが17世紀とケープタウン最初の総領事が「ケープのブドウから最初のワインが造られた」との記録があるそうです。
南アフリカワインの味わいを表現するのは難しいですが、フルーティーで豊かな果実味、酸味もしっかりと、ほのかな甘味も感じると、良いワインが多いようです。
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【日本ワイン】🇯🇵
日本にワインが伝わったのは、室町時代の1549年、ポルトガルの宣教師、フランシスコ・ザビエルが、南蛮船で鹿児島に入港した際、当時の薩摩の守護大名に「赤い酒」ワインを献上したのが始まりと言われています。
日本でぶどう造りが始まったのは明治になってから。
山梨の勝沼は有名。北海道十勝、その他各地にいろんなワインがある。
新潟の川上善兵衛が作り出したマスカット.ベリーAは日本の赤ワインは個性豊か。
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【国産ワイン】
スティルワイン(Still wine)ではないが💬
海外から輸入したブドウや濃縮果汁(海外産ブドウ)が原料で、日本国内で製造されたワインいわゆる濃縮還元ぶどう果汁のこと。
年間を通して安定した品質のものを、求めやすい価格で買うことができます。以下の様なものがあります。ボトルはペットボトル
おいしい酸化防止剤無添加ワイン(メルシャン)
Bistro(メルシャン)
BonRouge(メルシャン)
ポリフェノールでおいしさアップの赤ワイン(サッポロ)
うれしいワイン(サッポロ)
など
2023年更新

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