イギリス民話💂‍♀️🧚‍♂️🧙‍♂️🏇🎊 

世界の童話の中で、イソップ、グリム、アンデルセン以外の童話三匹の子豚】【ジャックと豆の木

三つの願いーーーーーーーーーーーーイギリスに伝わる民話や昔話ーーーーーーーーーーーー【三匹の子豚】🐷🐖🐽🐺三びきのこぶたは、お母さんのぶたのもとから巣立ち、それぞれの家を作り始める。長男のこぶたは、わらの家。次男のこぶたは、木の家。末のこぶたは、レンガの家で、長男のこぶたと次男のこぶたから完成が遅いとバカにされつつも頑張って作り上げる。腹ぺこオオカミが森にやって来た。わらの家は吹き飛ばされ、木の家は燃やされて、二匹のこぶたはオオカミに食べられてしまった。しかし、末のこぶたが作ったレンガの家は丈夫で、オオカミは手も足も出ない。なんとか末のこぶたも食べたいオオカミは、さまざまな策を講じて末のこぶたを家の外へおびき出す。オオカミと末のこぶたの知恵くらべの始まりだ。末のこぶたの方が一枚上で、オオカミに大怪我を負わせることに成功した。それでも、オオカミはあきらめない。とうとう、煙突を伝って末のこぶたの家に忍び込む計画を立てた。しかし末のこぶたは逆にオオカミを釜茹でにし、お母さんぶたと二人で食べた。ーーーーーー(イギリス民話)この物語は西洋の人々の間に古くから伝わってきた昔話です。ディズニー映画になり、一躍有名になりました。『一生懸命、手間暇かけて作ったものの方が丈夫で長持ちする』という教訓です。ーーーーーーーーーーーーー【ジャックと豆の木】🌱☘️🫘昔々あるところに、ジャックという男の子と母が住んでいました。父は、ジャックが小さい頃に雲の上からやってきた巨人に食べられてしまったのです。ジャックと母は、飼っている牛のミルクをしぼって売ったお金で生活していました。しかし、この牛も若くないのでミルクを出さなくなってきたので、牛を売ってお金にかえるために、ジャックは町へ行きました。町へ向かっている途中で男に会い、男は「その牛とこの豆を交換しないか?この豆は魔法の豆なのだよ」と言いました。ジャックは大喜びで豆と牛を交換してしまいました。家に帰って母にその話をすると、母は怒り、持ち帰った豆を窓から外へ放り投げました。翌朝、ジャックが目を覚ますと、放り投げた豆が大きな木になっていました。ジャックは雲よりも高い豆の木に登ってみることにしました。てっぺんに到着すると、そこには大きな城があり、巨人の妻が出てきて、ここは恐ろしい人食い巨人の家だから早く帰りなさい、と言いました。ちょうどその時、巨人が帰ってきてしまったので、妻はジャックを大急ぎで隠しました。しかし、巨人は人間の匂いがすると言いましたが、妻がなんとかごまかしてくれたので、巨人は自分の部屋へ戻っていきました。巨人は金の卵を産む鶏を飼っており、金の卵を産ませていました。それを見ながら巨人は眠ってしまったので、ジャックは金の卵を産む鶏を奪ってしまい家に帰りました。金の卵を産む鶏のおかげでジャックはお金持ちになりました。その後、欲が出たジャックは豆の木を登って、今度は金と銀の入った袋を奪い、ハープを持っていこうとした時に、何とハープが喋りだしたのです。巨人が目を覚ましてしまいました。大急ぎで地上へと戻ったジャックは、オノで豆の木を切り、追ってきていた巨人は落ちて死んでしまいました。裕福になったジャックはその後も母と幸せに暮らしました。ーーーーーー(イギリス民話)以下、解釈や教訓ですこの物語の解釈は色々ありそうです。童話とは云え、父の仇討ちを大義名分としても、現在ならは不法侵入、窃盗、殺人。それに自分を助けてくれた巨人の奥さんの相手を殺したり。この様な人になるなと言うこともできるが…「人生で創造的なことを行うには、他人がやらないことをやって、ひらめきによって行動すれば、新たな可能性が切り開かれていく」という人生訓が読み取れるそうです。この物語には続きがあり👈「巨人から奪った宝物の鶏は卵を産まなくなり、袋は金と銀を出し尽くし、ハープも歌わなくなってしまう。」そこで母親が「他人から奪ったもので幸せになろうとしても長続きしない。本当の幸せは自分で努力で掴むものである」と言い、ジャックに麦の種を渡し、「この種を立派に育ててごらん。お前も本当の幸せとはどんな物か分かるよ」とさとした。というストーリーがある。やはり、「他者から奪い取った富では、幸福を得る事は出来ない」と言う事をですかね?😁ーーーーーーーーーーーー【三つの願い】🧛🙏昔々、貧しい木こりが住んでいて、毎日森に、木を切りに出かけていました。ある日、大きな古木を切って厚板をたくさん取るはずでした。木こりは、斧を振り上げると、目の前に妖精が出てきて、🧚「お願いですからこの木は切らないでください」と、両手を合わせて頼んできました。木こりはびっくりしましたが、やっとのことで、「それじゃあ言う通りにしよう。」と言いました。妖精は、「本当にありがとうございました。お礼に願いを三つ、叶えて差し上げましょう。」と言って、いきなり消えてしまいました。しかし帰り道は遠く、家に着いた時にはただ休みたくてお腹が空いてきました。木こりは「夕ご飯に食うものはなにかあるか?」と、おかみさんに聞くと、おかみさんは「ありませんよ。晩ご飯まで待って」。木こりが「なんだ、今ここにソーセージがあればなぁ。」木こりがそう言い終わらないうちに、これ以上なく上等なソーセージが上から落ちてきました。木こりもびっくりしましたが、かみさんはもっとびっくりして、「何なのよ、これは?」木こりは、今日あったことを、女房に話て聞かせました。ところが、かみさんはだんだん渋い顔になり、こうガミガミ言いました。「バカだね、もっと良いものにすれば良いのに。金貨とか。ソーセージなんかにして。大バカだよ。いっそソーセージが鼻にくっついてしまえばいいんだよ。」その途端、ソーセージが木こりの鼻にくっついてしまいました。木こりが引っ張っても、かみさんが引っ張っても、二人で力を合わせても取れません。「どうしたらいいだろう?」木こりは、願い事をするなら今だと思い、このソーセージが鼻から取れますようにと願いました。すると、ソーセージは鼻から取れ皿の上に落ちました。結局、木こり夫婦は金持ちになれなかったけど、これ以上ないほどうまいソーセージを食べることができました。ーーーーーー(イギリス)話の人物や願い事が多少異なっている物語もあります。この童話からは、「発言に対して責任を取れ」という教訓が読み取れます。また、「お金がなくても仲良くやれば幸せ」とも。逆に「良く考えて発言すれば大金持ちになれた」とも言えます。似たような話しが、フランスや日本の昔話にもあるそうです。ディズニー映画のアラジン3つの願いでは、ランプの魔神をウィルスミスが演じていました。🪔🧞ーーーーーーーーーーーーその他のイギリス民話として【ウィッティントンと猫】ディックは貧乏で、お父さんもお母さんもいません。そんなディックが、飼っていたねこを貿易船に出したことで、大金持ちになり、ロンドン市長にもなる、という有名なイギリスの昔話。コルデコット・オナー賞受賞ーーーーーーーーーーーー【トム・ティット・トット】娘が、小人の名前を当てて、幸せになる話です。母親が通りすがりの王様に、自分の娘は一度にたくさんの糸紡ぎができると言ったため城に連れて行かれます。 ……ーーーーーーーーーーーー 

inserted by FC2 system